2005年11月28日
赤山禅院 紙展
紅葉前線がちょうど京都の山々におりて来ているこの時期に、修学院の近くにある赤山禅院で紙舗直の坂本直昭さんの紙展が今年も開催されました。
昨年は行けませんでしたが、今年はちょうど予定が合い、最終日の閉幕20分前に飛び込みました。
このお寺は、天台宗の本山の延暦寺の別院で、比叡山の難行の「千日回峰行」の6年目の行、赤山苦行で行者さんの立ち寄る場所としても知られているそうで す。そこの不動堂での展示でした。大きな紙4枚が韓国のパッチワーク、ポシャギのように継ぎ足されてさらに大きな1枚の紙になり、そこに黒と朱色で線や形 が描いてあります。作品は障子や壁にかけられていました。
靴を脱いで上がったこの不動堂は、高い天井、冷たい畳、お香の香り、静寂の空間です。そこに何枚も並ぶ激しい筆の動きと迫力のある色のコントラスト。心が 動かされます。それなのに、和紙だからでしょうか、見る人が一体になれるような、受け入れてもらえるような、そんな感覚を受けました。
何とも言えない美しいこの朱色は赤土の色なのだそうです。
また来年も開催されるそうなので、小旅行を兼ねて是非お出かけしてみては?
お寺の境内の真っ赤に色づいたもみじやナナカマドやドウダンツツジなどが、本当に美しかったです。
