2006年04月29日
「りんごは赤じゃない」
りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方
連休が始まりましたね。9連休という方もいらっしゃるのでしょうか、うらやましいです。
今日は我が家のあたりはあいにくのお天気。のんびり読書もいいですねー。
ほめる教育について書かれた本だというので、子どもをほめて育てたいと思っているのに実行できない私はそういう不純な動機で手にとってみたのです。
ふつうの公立中学校で美術を教える太田恵美子先生、カリスマ教師と呼ばれ数々のコンクールの受賞者に教え子がずらり・・・のルポ。なんだかすごい先生の特別なお話なのかしら、と思っていましたら。
「りんごは赤じゃない」のタイトルが示すとおり、思い込みで色を扱わないようにする、
画材は絵の具に限らずクレヨンなどいろいろなものを使う(学年があがると絵の具しか使わないような指導になっているそうです、確かにそうだったかも)
教室に早く来ただけで「いい子」とほめる、
ポケットマネーで美術室を美しく飾り居心地よくする、などなどなど。
もちろん簡単には真似できないけれど、なるほどなと思わせるお話がたくさん出てきます。
生徒たちはよーく観察してスケッチを描き、先入観を取り払って野菜のレプリカをつくり、自分自身と向き合ってテーマを掘り下げ、と少しずつ力をつけていきます。
美術の技術的なことだけが重要なのではなく、理想の教育とかいうことでもなく、「自分の人生」を大切に思えるようになる。読み進むうちに不純な動機で読み始めた自分が恥ずかしくなってしまったのでした。
文庫も出てます。
りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方
mojitor-f モジトルウェブサイト
