2006年05月01日
山田土筆細山美術館
前から気になっていた家の近くにある山田土筆細山美術館をたずねました。
生い茂る緑の中に隠れている古い家屋という風情。画家の山田土筆さんのご自宅を美術館として開放しているものです。緑の中の通路は陽の光さえぎられ、湿ったグリーンノート。ちょっと迷路に迷い込んだような感覚でたどり着いた玄関は、さあどうぞお入りください風ではなし。とはいえ、80歳には見えないお元気な山田さんの案内で中にはいると確かにサロン風美術館です。
展示作品は、山田さんが生まれ育った細山の原風景画。近年変貌著しいこの地の四季の風景は、特に30年前などは、あまりあまりに豊かなのでした。その絵たちは、薄い色を塗り重ねていく伝統的な日本画の技法で描かれ、金、銀、プラチナの絵の具も上品な趣。他には丁寧にファイルされた花のデッサンの数々。その力強く生き生きとした、よどみない線と形は、またじっくり見たいものです。2階には、50周年記念の個展の作品と来月にひかえた画友会展のための最後手をいれるのを待つ作品群。http://www.bunshun.co.jp/gallery/index.htm
そして、幸運あり!建物の一番奥にあるアトリエをお願いをして特別に見せていただきました。まさに画家のアトリエ、制作現場。広い部屋をしめる大きな机には、絵皿、筆類、和紙紙紙、模造紙の下書き群。棚には岩絵の具。他にもこれまで作品の下書きの類は、机の下の箱から収納スペースの扉の中もあふれていました。はんぱじゃない大きさで表現にいどむ、画家の情熱、体力、気力、集中力等々そのエネルギーに触れた時間でした。
バス通りは、花水木、つつじ満開。
今日から、伊豆高原アートフェスティバルが始まります。http://www.izukougen-artfes.com
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