2006年12月06日
妄想の箱4
妄想の箱3で起きた事件!小冊子を入れてみたら…何だかきつい部分が…「えっ?太った?」…うそうそ…先生と原因を探していくと、なるほど小冊子が1ミリほどゆがんでいることを発見!冊子にダイエットしろとも言えないので、中枠をヌバックをはがしてもう少し
削り込んで…再度はめ込みです。今度は中枠も糊付けするので、周りが汚れないように養生します。
はめ込んだ後、こ〜んな重しを乗せて落ち着かせます。漬物石ですね〜。
小冊子を納めてみて確認…。今度はすっきり入りました。ふぅ〜。
お次は、表紙の開け閉めに使う部分です。蓋でかぶせる形なので、どうやったらちゃんと閉まるのか…先生と相談…う〜ん、う〜ん…唸った末に思いついたのは、「やはりマグネットでやりまひょか?」
ただし、あまり強い力では、マグネットをつけた部分だけが引っぱられて破損してくる可能性があるから、どれくらいの力にするか…う〜ん、う〜ん、また唸ります。前で作業していた方が「ユニバーサル商品でボタンになっているマグネットを見たことあるわよ」と助け舟をだしてくれました。
即購入!付き具合を試してみて「OK」になり、マグネットをはめ込む部分の作成です。
表紙はソフライトというフカフカした紙を使います。ソフライト2枚と厚み調整に挟むのに0.5ミリ厚のサンデーPETを使用。
マグネットをはめる穴を開け、マグネットをはめ込みます。この部分はマグネットが見えないように更に被せものをするので、ちょっと荒っぽいですが、これでよし…。
ソフライトは爪とかでもすぐに痕がついてしまうので取り扱いにはちょこっと神経使います。
先ほどのサンデーPETを挟んで2枚のソフライトを貼り合わせます。このときに使う糊は、水分無しのセメダインSUPERX2を使用。速乾性と反らないことが必要とされるときはSUPERX2を使用することが多いです。
今度は、マグネットのお相手部分の作成…。相性診断?の結果、
今回はブリキ板にしましょう〜と決めました。末永くくっついてください!
ブリキなんかを切るときはこんな変てこなカッターを使います。
これは、アクリル板を切るときにも使用するアクリルカッターです。
私みたいな素材マニア?は道具も変てこなものとお友達になる可能性大であります。
箱本体の前小口に当たる側にブリキ板をはめ込みます。最初に貼ったヌバックを切って隙間を作り、やはりSUPERX2で貼っていきます。
蓋につけたマグネットがちょうどあたる部分ですね。
ブリキ板がついたら、チップボールが見えている部分全体にヌバックを貼り付けて覆います。前小口側はヌバック。残りの背、天、地側、そして裏側には航空ベニヤという板を貼る予定です。
こちらは背側です。作業でもしかしたらチップボールが見えるかもしれないので、(境目だから)表紙に使うソフライトと似た色をアクリルインクで作り、塗っておきます。(アクリルインク+ジエッソ)
見えない所、目立たない所に力を注ぐことが多いのが手作り製本の醍醐味でしょうか…。
そろそろ、表紙の作業にうつります〜っていうかうつりたい〜!
依頼主のmojitor-fさんは忍耐強く待っていてくれています。依頼主の思いもよそに素材に凝って
アタフタする私…そして見守る先生…。「春が来るまでにはおてもとに!」を合言葉に頑張っております。
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この記事へのコメント
mojitor-hさんの愛情。ありがとうございます!
春まででも夏まででも待っております。
優しいお言葉頂いて、明日も頑張ってきます!
色んな物を切るので、切るのが上手になって
きました〜。





