2007年03月28日

芸術はどこで創られる

切り抜きダ・ヴィンチ展が始まっています。上野はこれから春爛漫、きっとすごい人出になっていることでしょう。
「受胎告知」ももちろん見たいし、素描をもとにした模型(科学系のほう)もたくさん出ているそうなので楽しみにしています。
朝日新聞社も主催になっているから記事が連日出ていて、行きたい気分が盛り上がってきます。
(東京国立博物館で6月17日まで)

そうだ、行く前に、もう一回読んでみよう、と棚から出したのがこの本。レオナルド・ダ・ヴィンチについても書かれていて、「モナ・リザ」、「最後の晩餐」「岩窟の聖母」などがとりあげられています。
イメージを読む


イメージを読む―美術史入門


すでに文庫が出ているのですね。
美術史入門とありますが通史ではありません。

とっつきやすいです。それは、美術についての知識がない人に向かって、講義のように、一緒に絵を見ながら語りかける形で書かれているから。図版も豊富で(カラーでないのが残念)、はじめて読んだときは一気読みしてしまって、かなり興奮しました。
一瞬わかったつもりになってしまう・・・のがコワイです。やっぱり、簡単にわかろうとするなんてずうずうしいのです。こういう学問がある、ということに尊敬のまなざしをおくってしまいます。

今回展示されている「受胎告知」はレオナルドが独立した頃の作品ということです。
ということは、その前は独立していなかった・・・つまり先生についていた、わけなのですね。
この本を読んで、レオナルドが弟子入りしていた「工房」の説明のところがとても印象的でした。
以前は私は勝手なイメージで先生と弟子の1対1の関係を思い描いていたのですが、そうではなくて
かなり大きな(しかも有名な)工房に先生とたくさんの弟子がいたそうです。そこで、技術が伝えられ、芸術作品が制作されていた、と。

そういわれてみれば、中世といえば職人!の世界。弟子は親方や兄弟子から芸を盗んで大きくなっていったのかな。新入りさんは最初はお掃除とかから始まったのかしら?若い芸術家のタマゴたちがイキイキと動く姿を想像してしまいます。

のちにレオナルドは先生の作品の端っこに絵を描かせてもらえるようになって、先生はその絵を見て筆を折ってしまった、とのこと。工房では涙と汗と、そして嫉妬も渦巻いていたかもね!

mojitor-f    モジトル・ウェブサイト



mojipower at 14:38 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! BOOKS 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by しろ    2007年03月28日 15:28
昨日(3/27)上野へ出かけたのですが、ダ・ヴィンチ展・お花見・
オルセー展・上野動物園とそれぞれの目的を持った人たちが集う
JR上野駅公園口改札は老若男女、人・人・人で大混雑でした。

駅改札口付近に設けられた博物館等の入場チケットの売り場もすごい行列!
もしも、この時期にダ・ヴィンチ展等に行かれる予定の方がいらっしゃる
ようでしたら、チケットは準備して行かれるほうが良いと思いますよ。

また、お友達等との待ち合わせは、改札口付近は人が多すぎて見つけ
られない可能性があるので、改札正面の信号を渡ったところあたりを
お薦めします!(私も到着後、急遽携帯メールで集合場所を変更しました。)

という私は、ダ・ヴィンチ展でもオルセー展でもお花見でもなく、
上野動物園に行ったのですが(笑)、ここの入場もすごい行列でした!
ダ・ヴィンチ展にはいつ頃行こうかなぁ・・・。
2. Posted by mojitor-f    2007年03月30日 13:12
しろさん 上野情報ありがとうございます。桜も満開、しかも春休み中、
行列覚悟しなければならないのですね。
我が家も動物園のリクエスト来ているので・・・足腰きたえて行かなきゃ!


この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔