2007年05月30日
脱色味…
今までのキルトのイメージは、色とりどりの生地を組み合わせて
いるものでしたが…これは、白一色でした。
あまりに美しいので、譲って頂きました。
白い世界が縫いこまれていて…ステキ!
最近の作品作りで、表現したいことが抽象的で難しかったのですが、色を考えるとき、色味があまりない感じの方向性をたどる
ことになりました。
ただし、真っ白だと明るすぎると考えたので、限りなく白に近づけたり、彩度を落としていったり…。
だからどのパートも純色はなく、彩度を落とすように色を混ぜ
他の色とのバランスを考えていきました。白にもいろいろあって、唯一文字のための淡色での白をキープ
したのは、胡粉です。
白土はもう少しグレーがかった白です。このグレイッシュな白は
落ち着きがあり、非常に気に入っています。
水晶の粉はマチエールに使いました。
以前、東京都庭園美術館で「宇治山哲平展」を見る機会が
ありましたが、彼は水晶の粉を多用していて、その質感が
ステキでした。
これを組み合わせて、仲良しな感じの色をいくつか作り
下地に塗りました。
下地の紙はオフホワイトでしたが、そのホワイトに直接
塗るのはためらわれたので、一度他の色でウオッシュして
から塗り始めました。着物の黒を染めるときに先に赤で
染めてから…というのを応用してみたのです。
…だから、今は脱色味な環境に身をおいているような…。
あと2〜3個作品作りますが、この方向でしばらくいくかもしれません…。
だから…夜は全く作れません…色がわからんくなる〜ので!
mojitor-h モジトル・ウェブサイト 明日更新予定です。そして明日はある意味嬉しい日です!
