2008年04月21日

文字の母たち


文字の母たち Le Voyage Typographique

前に、港千尋さんの講演についてブログに書かせて頂きました。
その時にもこの本を載せましたが、あまりに美しい写真集なので、今回は本をクローズ
アップしてのご紹介です。

パリ・フランス国立印刷所が完全に機能していた最後の瞬間をおさめてあります。
活字そのもの、活字を組む人、活字を彫る人…圧倒的な時間の層を背景に…写真は、
その存在を私達に語りかけてきます。

国内では、大日本印刷活版部門(2003年に閉鎖)の中河原勝雄氏の手による
「直彫り・じかぼり」という日本特有の仕事風景が撮影されています。究極の職人技!
マッチ棒ほどの大きさの角棒の先端を一発で彫るという神業。しかも紙に書かれた
文字とは左右逆の鏡文字を彫るのです。更に明朝体だから細い太いがあるわけです。

全部白黒の写真というのが本当に素敵です。

いいですねぇ~。こういうモノトーンの世界…。何か職人さんにぴったりです。
光と影と…ため息が出るほどの美しさです。

mojitor-h   モジトル・ウェブサイト


 



mojipower at 09:38 │Comments(3)TrackBack(0)この記事をクリップ! BOOKS 

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この記事へのコメント

1. Posted by kemu    2008年04月28日 14:47
わが町の図書館に置いてあったのでさっそく手にすることができました。ご紹介のように写真もよし、文章もよし。工房の「にほひ」までも感じられる写真集でした。
2. Posted by mojitor-h    2008年04月28日 21:47
図書館でご覧になりましたか!
久しぶりに見る崇高な雰囲気の写真集ですね。
そうそう、本当に「にほひ」を感じることの
できる「美しい作品」です。

しかし…中河原さんは凄い!
3. Posted by mojitor-h    2008年04月28日 21:53
ごめんなさい〜!
kemuさんと記入するの忘れました…。

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