2008年09月03日
オレグ・クリサ
先日、チャイコフスキー国際コンクールの現審査員も勤める、ロシア人ヴァイオリニストのオグレ・クリサのヴァイオリンリサイタルに行きました。
日本では、一般の人には、あまりなじみのない人かもしれませんが、その世界では有名な、世界各地で演奏活動を行っているヴァイオリニストであり、生誕100年を迎える、やはり有名なヴァイオリニストのダビッド・オイストラフの愛弟子であり、ヴァイオリニストとして、指導者として活躍している人です。
毎夏、来日し、多くのヴァイオリンを学ぶ人たちの指導をしていて、その合間をぬって、リサイタルのようでした。ピアノは奥さん、夫婦で演奏会ができるとは、素敵なことです。
1曲めは、ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番へ長調 作品24「春」、その初めの柔らかな音にドキリとしました。使用したヴァイオリンは、前日の指導の際に使っていた、さほど古いものではないのに、すばらしい音は技術力なのかしら?と友だちいわく。
私は、ヴァイオリンの音色は好きですが、まったくの素人のなので、うまく表現ができないけれど、弾いているというかんじより、弦に触れているだけのかんじ。一台のヴァイオリンから、さまざまな音色が響き、琴線に触れること2時間半、技術力はすごいさはいうに及ばず、なんといっても、とても演奏することを愛していて、時間に限りがなければ、ずっと弾いていられそうな、そんなかんじ。
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのそなた第二番二長調 作品94bis、ブラームス:スケルツォ、2つのハンガリー舞曲、チャイコフスキー:瞑想曲、ワルツ・スケルツォ、ヴィエニャフスキ:レゲンデ、スケルツォ・タランテラ、パガニーニ:カンタービレ、ラ・カンパネッラ、それぞれ心地よく、聴き入りました。どれもよく知られたヴァイオリンの名曲ながら、私の知っている作品は、「春」とパガニーニの「カンタービレ、ラ・カンパネッラ」だけでしたけれどね。ヴィエニャフスキの「レゲンデ、スケルツォ・タランテラ」が、新しく知る曲になりました。
リサイタル終了後、販売していたCDを買い、サインしていただき、感動と余韻を持ち帰りました。
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