道具
2008年05月07日
ガムサンダラック入れ
おや、めずらしい、縫い物ですか?
はい、ガムサンダラックを入れたバッグがきたなくなっていたので
新しくしました。
布地を丸く裁って(別に四角でも構わないのですが、見た目がきれいだから)適当なサイズに縫います。やや太めの糸(刺繍糸くらい)を使いました。布の色は何でもよいと思うのですが、やっぱり白が気分、です。
中央にサンダラックを置きます。
糸をしぼってグルグル巻きにします。てるてる坊主のさかさま版です。
書いている紙の上にポンポンとすれば、適量の粉が簡単に出ま〜す。便利ですね。粉を買ったときの入れものや
小さな空き瓶、フィルムケースなどに、このバッグのまま入れておきましょう。
布地の目がやや粗かったので、布を二枚重ねにしました。
ほんの2〜3分でできますよん。面倒なら輪ゴムで巻いてもOKです。
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2008年03月23日
留まってます!
書くときの傾斜板はどんなものをお使いでしょうか?
こんな上品な木製の傾斜板(この枠に板をはめて使います。アクリル板に取り替えたりもできる優れもの)…
カリグラフィーイーゼルというものですね〜。
机よりも少し下まで傾斜板が来るようになっていて、向こう側へすべっていくことがありません。大きな面で使いやすいし!
なのにこの頃はあまり出番がありません。直しても直しても角の壊れたところがダメでイライラしてしまうのと、案外、奥行が必要なのです。片付けべたのわたしですから、机の上まで樹海になってしまうと置きにくいのです。
傾斜板は使わないときには、サッとはずせるのが理想です。
(専用机があって、自分が移動すればいい、という状態を作りたいな〜!)
普段使っているのはこれ。
金属の足にベニヤ板をはさむタイプのもの。これだと軽いから、不要のときには簡単に持ち上げて移動できます。
気になる点がひとつだけ。
金属足もゴムのソックスをはいているので向こう側へはすべりにくいのですが、板の下部分がちょっとフニャフニャと動きます。
このフニャフニャ動きがなんとなく気になっていて、ゴム板など滑り止めを敷いてみたりしました。
最近、ふと、このブル・タックという練りゴム状の物を板と机の間にはさんでみましたら…
(板も机もベージュ色で、わかりにくいですが)
バッチリ!ピタッと留まってくれました。はずすのも簡単で跡もつきません。
練り消しゴムでも粘土でもいいのかもしれないですけど、このブル・タックは役に立ちます。
「ひっつき虫」という名前で出ているのと同じような物だと思います。画鋲いらずでポスターなどを壁に貼れるもの。
去年の作品展ではありとあらゆる物の固定に利用しました。ディスプレイの必需品です。
ジョンストンの本には「蝶番で板を机に取り付ける」とあったけど…
直接付けてしまえば、こんな悩みもないですね。実際に付けてみた方はいらっしゃいますか?
mojitor-f
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2008年03月07日
木の硯
昨日のブロディの展覧会のオープニングでは、全国津々浦々の方たちとお会いする事ができました。
みなさまご苦労さまでした。
さてその会場で、あでやかな着物姿のお嬢さん?からお願いしていたッブツを受け取りました。
そうです、そのブツはこれ、木の硯でした。ご存知福岡のスタヂオ・ポンテの新製品だそうですよ。
材質は堅い赤樫です。硯といったら石、と思っていましたが、堅い木でも出来るんですね!驚きです。これはちゃんとカリグラフィー用に作られていて、ペン先をディップ出来る様に、墨を貯める部分が小さく深くなっています。ちょっとの墨でも、文字を書けるだけの分量になる訳です。便利ですね!
約90mm x 50mm 高さ30mmの大きさなので、携帯にも便利。(携帯することなんてない!と思うかもしれませんが、私たちはワークショップに行くときに持ち歩くことがあるんですよ〜
)重さも普通の硯に比べたら軽いですね。
これはあの銀河荘の女主人のS嬢さんが、お知り合いの木工作家さんに特注で作ってもらったものとか。
限定品なのだそうです。彼女はもう4年も使っているそうですが、何の問題もないそうです。
日本にはいいものがたくさんあって、ほんとに素晴らしいですね〜。
以前ユーアン・クレイトン氏が、朝起きたら庭に出て、葉っぱの裏についている朝露を集めてその水で墨を摺るって言ってましたが、これだったらそれも可能ですね。
いつも朝はバタバタとしていて、犬の散歩だって、早く早く、行くぞ〜って感じなので、これからは、もっとゆったりと朝露集めて墨を摺ろう!
mojitor-s 更新が遅れていますが、ご心配なく〜。
目処が付いたらまたお知らせしますね!
2008年02月24日
こんなところでお役立ち
今日はワタクシ、お歌の発表会でございます。
久しぶりにミシンを出して衣装(?)のロングスカートも縫いました。学芸会の準備みたいです。
そして、相手役を引き受けてくれた方のリクエストで小道具も用意することになりました。
「羽ペンとインク壷ありませんかねえ」…オホホ、ありますとも!
こんなところで、カリグラフィー道具が役に立つとは思いませんでした。
相手役さんはテーブルで「詩」を書いている場面です。(職業:詩人)
「詩」を書くのなら羽ペンは絵になりますね〜。
100年ちょっと前くらいのオペラ作品ですから、まあ、同時代が舞台だとすればすでに金属製のペンは量産されていたと思うのですが。
オペラでは手紙を書く場面が結構あるんですね。「フィガロの結婚」のように、手紙が重要な役割を持っているものもあります。そんな古典のオペラではやっぱり羽ペンですね! さて、インク壷はどんなものがいいのかなあ。
本当はこの絵のようなアンティークのガラスびんがあればよかったんですけど…
これはmojitor-hさんがくださったペーパーナプキンです。(こんなすてきな柄なんで、絶対使えない!)
オペラのDVDを見ると陶器のような壷(下にお皿を敷いて)を使っていました。湯飲み茶碗よりやや小さめ、といったところ。
これはちょっと小さいんですけど、まあ、こんなイメージかな?
右側のはスタヂオ・ポンテさんのインク入れです。とっても使いやすいですよ。
ジョンストンはどんなのを使っていたのかな?と思って本をさがすと、ふーむ、あの有名な書いていらっしゃるお姿の写真にはなく…(向きが逆でした)
こんなのありました。セルフボートレート、ですって!なんだかほほえましいです。
これはフタがしてあるインクびん…?スポイトつき…?乳鉢と乳棒…?
周りの道具類も興味深いですね。壁にとりつけた棒のようなものにひっかけてあるんですね。使いやすそう!
遠目にインクびんに見える大きさといえば、結局ペリカン4001のビンしかありませんでした。
これを持っていきます。本当のインクを入れてこぼしちゃいけないので、黒いビーズを入れました。
それじゃあ、行ってきま〜す!リハーサル時、自分のスカートを踏んづけて転びそうになったので、今日は気をつけます。
mojitor-f モジトル・ウェブサイト
2008年01月31日
コンパスを使うとき
クラスのkaoruさんがExLibris(蔵書票)を制作しました。ビルトアップの最終の課題でした。インクとペンが入っていて、カリグラファーだということが一目でわかりますね!(ExLibrisは、この本の持ち主がどういう人かがわかるデザインが好ましいのです)
今回の形は円形で、ぐるりとラテン語のモットーが書いてあります。
Omne Pulchrum Amable
すべての美しきものは好まし。
ふむふむ真理ですなぁ。
コンパスで線を引いて切ったとおっしゃっていましたが、
あら? この円形、コンパスの穴がありません。
なぜなぜ!?
kaoruさんにとっても良い事を教えてもらいました。ある道具を使うのだそうです。
これです。
ほぉ〜〜〜!なんという優れもの!
教えてもらうまで、我が家にこんな物があるなんて気がつきませんでした。
これはうちの相方さんが学生の時に大学の授業で使うために買わされた製図道具です。大昔にもういらないからともらって、コンパスとディバイダーなどを使っていました。
kaoruさんに見せたら、これですよ、と教えてくれました。なるほどね〜。持っていはいるけど使い方を知らない道具って一杯あるんだろうなぁ・・とつくづく思いました。
これからは、穴空きにしたくない時にこれを活用しましょうね

皆さんの家にも、もしかしたらあるかもしれませんよ。特に理系の学生さんがいるorいたご家庭はね!
mojitor-s モジトル・ウェブサイト 更新しました!!新作2点。冬だけど心が暖かくなりますよ!
2007年12月19日
スースースーダララッタ!
ってな、いい調子でフローリッシュを書きたいですよね。
小さな文字でフローリッシュを書くとき、細い線も美しく書けて、しかも引っかからないペン先が必要です。ミッチェルでは角が鋭くて、#4以降になったら、紙をひっかいてしまい難しい。ブラウゼはそれに比べると書きやすいですが、ミッチェルに比べると細い線が甘く、あまり美しく出ません。スピードボールはなんだかガリガリしてC-6以外は私の好みでありません。
そんなとき、真新しいペン先を保管してある容器の中に、発見したこのペン先。
試しに使ってみたら、アラ不思議!植木等が腕を広げて新橋の街をフラフラと踊るみたいに、すーすースーダララッタ、すらすらスイスイス〜〜イ
どこまでもどこまでも、す〜いすい。これってもしかしてミッチェルのイタリックというペン先かしらん??
なぜ私が持っているのか不明(そんなんばっかりね・・・・・)
でも、恐ろしく書きやすくて、感動的。これは大きな発見です!!
以前もご紹介したかもしれません。これは、はるか大昔(1995年でした)カリグラファーのジョアン・フィンクさんが来日したときに、なんだったかのお礼で頂いたものです。番号は0894。
たしか、福永さんもこのペン先をもらって、現在もお使いだと聞いた様な気がします。
その後これがもっと欲しいと思って探しましたが、見つかりませんでした。古いもののせいか、先日ずっと使っていた1本がボキっと簡単に折れてしまいました。ああ、ショック。
こうして昔の名品は姿を消して行くのでしょうか・・・・。
最近はmanuscriptというペン先が出たそうで、それはミッチェルよりも固くてとても書きやすいそうですよ。今度手に入れて書いてみたいな〜と思っています。どなたか使ったことのある方、使い心地をおしえてくださいな〜。
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サンタさんからのお知らせは、明日あたりか!?きゃ〜〜!
2007年11月16日
いわしやのガラス容器
東大の帰りに、大きなコルクのフタばかりが大量にダンボール箱に入れてある店先にフト目が止まりました。
いわしや、と書いてあるお店のウインドウに、きれいなガラス容器が置いてあるではないですか!
いわしやと言っても、魚屋ではありませんぞ〜。
もともと昔江戸時代に、魚屋さんが薬屋さんになりそこから医療用器具の店になり、いまでもいわしやという名前が残っているとか。
または、こんな説も。鰯の目がいかにも病人の目みたいでなので、いわしや=病人を治すものを商う店。
鎖国制度のなかで貿易が認められていた長崎出島より西洋医学の器械器具を運んだのが魚(イワシ)の卸商だったから、などなど・・・・。 いろいろありますね。
この本郷の東大付近には何件も「いわしや」と書いてある医療用道具の店があるのですが、ここはその中でもかなり古い元祖のいわしやさんだとか。
果てしなく薄いガラスで出来た容器です。ちょっと力を入れて持ったらパリンと割れてしまいそう。
でもこのフタの可愛らしさ、壊れそうなはかななさ。なぜかフタと胴体に番号があります。なぜですか?と聞いた所、この容器はひとつひとつ手づくりで、それぞれのフタはそれぞれの容器にしか合わないなだそうです。だから、たくさんの容器を一度に扱うと、どれにどのフタかわからなくなるので、合わせるために番号がついているのだそうです。
フタが重なる内側の部分はちゃんとスリガラスになっていて、なんとも言えない閉めた時の合わせ具合。
ふたつきだからインクをそのまま保存しておくのによさそうです。
これらはひとつ500円〜700円程度です。医療用だけに使うなんてもったいない!ちょっと窓辺に置いておくだけでも美しいし、可愛いです。
ピンセットやはさみが何十種類も展示してあり、もっともっとじっくり見たかった・・・。きっと紙を貼ったり切ったりするときに使いやすいピンセットやはさみがあるはず。
また来ま〜す!と言って店を出ました。
東大赤門前のいわしやさんです。いわしや
mojitor-s 更新しました!コンセプトワード2点新しくなってます。 モジトル・ウェブサイト
2007年11月15日
東大の総合図書館
昨日まで東大の総合図書館で、東大創立130周年・総合図書館再建80周年を記念した展示会「世界から贈られた図書を受け継いで」が開催されていました。
私がお目当てだったのは、モリスのケルムスコットプレスの「チョーサー著作集」や、「The temple & priest to the temple」、それからボドニーの書体で印刷されたページでした。ボドニー書体のページには「まさにオリジナルのボドニーの雄姿」と説明書きにありました。活字の雄姿です!
「Festina Lente」(急いでゆっくり)という銘文が入っています。これは、アルドゥス・マヌティウス(15世紀に活躍した、商業印刷父と言われるルネサンス期ヴェネツィアの出版人)が最初に用いたことで有名だそうです。
早さに力点をおいて「イルカ」を、その早さを抑える象徴として船の「錨」を意味しているのだそうです。
他にはモースの「日本その日その日」という本の電鋳板が出ていました。
電鋳板ってなんでしょう??
電鋳板とは活字組をしたページを電気的に複製して作った印刷版のこと、だそうです。
電気的な複製って一体なんでしょう??ますます謎ですね。でも文字も挿絵も一体になった鉛の板の版のようでした。
学生証がないので、今回は横っちょから図書館の中に入らせて頂きましたが、「学生用の検索機械などには触らない様に」と入り口で念を押されましたので、こわごわキョロキョロしてしまいました。いや〜、アカデミックな場所に来ると、なぜか自分も少し賢くなった様な気分になるから不思議です。
赤門入ってすぐ左には、新しく素敵な売店が出来たし(コミュニケーションセンターという名前です)最近の東大は面白いです。是非お散歩がてら行って見ては? 賢くなったかもという錯覚を楽しめます。
mojitor-s 本日更新しました!コンセプトワード2点新しくなりました。 モジトル・ウェブサイト
2007年10月18日
見つからない!
11月のモジトルフリマに何を出そうかな?と思っていたところ、先日のmojitor-hさんによるTシャツの記事を見て、そうだった、私も海外カリグラファーデザインのTシャツ(未着用品)が何枚かあったはず…と探していました。が、見つからないのです。
引越しでなくしてしまったのか、それとも誰かにあげてしまったのか、
あげてしまったことさえ覚えていないのか。
あ〜あ、日頃の整理整頓が悪いからこんなことになるんですわね。
それでなくてもいつも散らかっている私の作業部屋。我が家では「樹海」と呼ばれております。
入ったら出てこられない…
いつまでも樹海のままではいけない、たま〜に思い立って片付けるのですが、あっという間にまた繁殖。
それでもこの頃はフリマのためにちょこちょことあの棚、この箱、と整理しております。
そしたら、こんなの見つけました。
センタリングゲージという名前の透明の定規です。逆三角形の中に水平の線が印刷されていて、中央に縦に細長く窓が開いています。
下の画像のように書いたカリグラフィーのラインの上に置き、センターを見つけるというもの。(左側のが説明書の写真です)
左右をラインの端に合わせるだけです。もちろん、端っこの文字の形や句読点も考えて。
これはいつ買ったんだっけ、それともいただきものだったかなあ。
というくらいですから、今は使っておりませんが、アメリカらしいアイディア商品と言えますね。
どなたかこんなの使います〜?もし、ご興味おありでしたらフリマでお手にとってくださいね。
机の上はおすし屋さんのまな板みたいにいつもきれいにしていたい。理想です。
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2007年10月10日
こんな出来事
先日mさんが「こんなことがあったんですよ〜」と、取り出して見せてくれたもの。
それはスピードボールのペン先でした。
横から見た写真をご覧ください。なんと2枚重ねになっています。
画材店で購入した物だそうですが、家でさて使おうと思ったら
この状態…それはさぞかし驚いたことでしょう。
私も箱で買って、あまりいい状態ではないな、と思うような物が
当たってしまったことはありますが、こういうのは初めて。
みなさんはこんなペン先に遭遇したことはありますか?
ボトルタイプのインクなら上下のニブにインクが入りますかねえ。
スポイトで入れるときは上のほうにしか入りませんね。
でも、書くのは下のニブだし。それより2枚も重なってるからホルダーに差し込むときに気がつきますね。
取り外してみました。
スピードボールのニブは厚みがありますよね。
これが2枚重なっているところにインク止めがバチン!と取り付けられちゃったんでしょうね。機械で作っているのですよねえ。
機械は「あれ、今のは厚かったよ」とか思っても言えないですし…
スピードボール社の検品係さん、しっかりしてくださいね〜
みなさんも買うときにペン先の横顔もチェックですよ〜
夏の絵の具工場見学以来、工場に興味のある私。ペン先作りしているところも見てみたいなあ。
関係ないですが、先日テレビでコアラのマーチの工場での工程を放送していまして、真剣に見てしまいました。チョコレート(キャラメルだったかも?)で絵柄を印刷したあとに、何メートルもある長い
オーブンの中をビスケット生地がゆっくり焼かれながら動いていくんですよ。おもしろかった!
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