抽象画
2007年04月26日
クレー協会
いつも忘れた頃にやってくるクレー協会の会員証と会員登録更新のお知らせ。 パウルクレー協会
今年は絵はがきが3枚入っていました。
その1枚は詩が書いてあるものでした。
芸術は創造物の譬え
視覚的現実への結びつきは伸縮自在だ
フォルムの世界はそれ自身独立のもの
でもそれだけでは最上の芸術にはなれない
最上の階級では多義的なのもを
ある秘密が統べる
そして理知の光は惨めにも消え去る
芸術は創造物のたとえ??
わかったようなわからないような・・・・ふ〜〜む。
クレーは日記の中で詩もたくさん書いていて、いくつかはクレーの詩
の中で日本語訳で紹介されています。
その中には、この表紙や上のポストカードの挿絵のような線だけのドローイングが載っています。思いつくままに描いて行った即興的なラインにはとても魅力がありますね。
Diaries of Paul Klee, 1898-1918
今年のクレー協会のイベントは、チュニジアへの旅行、ブリジストン美術館にて開催される「クレーと音楽」をテーマにしたレクチャー。谷川俊太郎さんの詩の朗読もあるそうですよ。
年会費は3000円です。
mojitor-s モジトル・ウェブサイト
2006年05月08日
中村正義「100枚の顔」展
読売ランド方面へ行く道沿いに中村正義美術館の案内板があり、車で通るたびに、こんなところにある美術館ってどんなんだろうと思っていて、この連休にお散歩がてら、中村正義「100枚の顔」展を見に行きました。車なら5分ほどですが、お散歩となると丘をひと超えのなかなかいいお散歩コースです。
宅地開発著しい地域ながら、近くの大きな竹やぶを道沿いから望めるなど、里山の風情もちょっと残る中、大きな庭のある家の入口という感じの門を入るとその奥に静かなたたずまいをみせるモダンな四角い白い建物。
「100枚の顔」は、その1階のおおきな部屋の壁、天上近くの見上げる位置までいっぱいに並んでいます。太く強い線の輪郭、日本画の印象とは違う大胆な色、顔、形、表情は様々ながら、どれも大きな目が印象的です。中にはちょっと不気味な感じのものもありますが、何を語るこの顔は?と椅子に座ってずっと見入ってしまいました。ひとり、その顔たちと対話する時間?!
庭に面した部屋では、座って、画集や資料等見たり読んだり、のんびり庭を眺めるのもよさそうです。伊豆高原や練馬美術館での展示をみた田島征三さんの作品展もやったことがあることを知り、ほそーい縁ありかな、なんて..... 2階では、顔以外の作品の展示も見れます。
春3,4,5月、秋9,10,11月の金、土、日、祝日、開館の美術館です。9月からは、「花」です。クリアホルダーについている真っ赤なバラも見れるでしょうか。http://www7a.biglobe.ne.jp/~nakamura-masayoshi/
中村正義の「顔」は、去年12月のテレビ東京の美の巨人でも取り上げられていました。いつも見ている番組なのですが、見逃していました。http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/051210.htm 外国の有名な画家の作品展に行く機会の方が多いし、抽象画がポップアートもよいけれど、日本画家もすごいぞ!です。
mojitor-t
2005年12月31日
クレーのビュルギ・スケッチブック
大掃除をしていてもなかなか片付かないのは、整理する時にいちいちじっくり見入ってしまったりするからなんですよね。
きのうはパウルクレー協会会員限定版のビュルギ・スケッチブックのファクシミリでしばらく時間をとってしまいました。
寸法や体裁ともにオリジナルにかなりの程度忠実に模しているそうです。製本まで全部手作業の布張りのスケッチブックです。小さなサイズですが、中身は濃い!持っているだけで満足のスケッチブックなのです。
しかし、それも面白いのですが、一緒について来た解説本がもっとおもしろい!。私は初めて見ましたが、製本前の状態で送られてきているのです。
寒冷紗まではついていますが、表紙はなく、中身のページも袋状ですし、天地も小口も切る事を前提としてトンボが付いています。
これをどんな風に製本するかは、所有者のお好きな様に、と言う訳なのでしょう。
私の近くには、とてもユニークな製本をしてくれるモジトルのメンバーがいますので、イメージが固まったらお願いするつもり。それを考えるだけでも楽しみです。
さてさて、この一年モジトルをご支援頂きまして、本当にありがとうございました!
また来年もますます頑張りますよ〜。どうぞよろしくお願い致します。
みなさま、良いお年をお迎えくださ〜い!
2005年10月26日
ジグマー・ポルケ

上野の森美術館で開催されているジグマー・ポルケ展に行ってきました。
ジグマー・ポルケは、旧東ドイツ生まれの今もっとも注目されている現代美術家だそうです。今回の展覧会は日本におけるドイツ年の行事の一環で、日本における初の個展だそうです。
上野の森美術館 ジグマーポルケ展
「種々の素材とテクニックを自由に駆使しながら、日常生活から童話、歴史、戦争にいたるさまざまなモチーフを画中に取り込 み、豊かなイメージを紡ぎ出す“絵画の錬金術師”ジグマー・ポルケの世界」だそうで、代表作の不思議の国のアリスは、プリント生地の上にドットで描かれて いて、とても独創的です。巨大なキャンバスに数字とそれを結ぶ線が描かれた魔法陣シリーズも不思議な世界でした。画像で見るより、実際に見た方がその大きさと質感を楽しめると思います。
実は先日、あるお店のレジに置いてあった、ちょっと他にない素敵なコースターに目がとまり、「ご自由にどうぞ」だったのでもらってきました。それが入場割引券だったのですが、持って行きましたところ、200円も割引いてくれました!
10月30日まで開催されています。
ミュージアムショップに置いてあるドイツのアーティストの本も面白いかったですよ。
mojitor-s
2005年08月23日
山田正亮展
会期終了間際の山田正亮の展覧会を見に、府中美術館へ行きました。
山田正亮は、日本の抽象絵画のひとつの到達点を築いた、とパンフレットには書いてあります。
私は今まで彼の絵は見た事はありませんでしたが、会期間際に行けて本当によかったです。
展覧会では、静物(Still Life)の具体的な形が徐々に失われ、面からなる作品(Work B)へと変化し、そして彼の代表するストライプの絵画(Work C)へと移って行くその変遷がよくわかりました。
私が見に行ったその日、ものすごい雷雨で土砂降りだったせいもあって、広く静かな会場に、私以外に人はほとんどいませんでした。
静かなはずなのに雨の音がかすかにする会場。ストライプのいくつもの大きな作品に囲まれ、それらの前に立って平行な線と色の繰り返しを見ていると、なんだかソワソワ落ち着かないような、それでいてずっと見ていたいというような、不思議で面白い感覚。
雨が止むまでミュージアムショップで時間をつぶし、雨上がりの少し涼しくなった中帰宅しました。
展覧会の印象は、その展示物だけではなく、天候とか人ごみとか、その時の状況によってずいぶん変わるのだろうなぁーと思った一日でした。
ストライプの絵は、かなり長く心に残りそうです。
(展覧会は8/14までで、会期はすでに終了しました)
mojitor-s
2005年08月01日
木村忠太
色と線とコンポジション、そして作品のタイトルが気に入ってます。
5月の丘、丘に登る道、プロヴァンスの野原、夏の雲、など、いかにも南フランス〜!という名前です。
私のお気に入りは、数多いクロ=サン=ピエールというタイトルの作品たちです。(画像の3点ともクロ=サン=ピエール)南仏の海近くの、静かで緑多い別天地のような田園、クロ サン ピエールに一軒家を構え、彼はそこで制作をしました。
彼の描く線や線で出来た固まりは、光を表現しているのだそうです。色も美しいのですが、カリグラフィーとも言える、一筆書きでためらわずに引かれた線には、おおらかさと自由と動きがあり、とても魅了されます。
ご興味のある方は、木村忠太の作品専門に扱っているギャラリーが青山にありますので、お出かけのついでに立ち寄られてはいかがでしょう。
mojitor-s
ギャラリーたからし
http://www.artworks.ne.jp/links/
